With IAOB
IAOB
IAOBはIATF16949認証制度の運営を行っている5つのIATF監督機関の中の1つです。IATF監督機関はIATF承認審査機関に対する事務所審査や現地立会審査などを通じて認証制度の適切な運営に貢献しています。
プレクサスはIATF第三者審査員の力量評価の有効性及び一貫性を確保するために,IATF審査員開発プロセス(ADP)と呼ばれるプラットフォームを開発し,世界中の審査員に対する能力開発と資格認定をサポートしています。-
IATF審査員開発プロセス(ADP)では以下の事項が達成されました。
- オンラインプラットフォームにて,ウェブベースのトレーニング 及び 試験が受講可能
- コンテンツ開発において,IATFグローバルトレーニング開発チームとプレクサスのトレーナー/開発者がパートナーシップを締結
- 翻訳マネジメントシステムにより,13言語にわたって整合性及び一貫性を確保
- オンライン支払いシステム 及び サブスクリプション マネジメントシステムの統合
- グローバル試験(試験監督による監視付き)のスケジュール統合
- 審査員ライフサイクル(初回登録から資格更新 等)を支援するワークフローのカスタマイズ
- CPDトラッキング及びマネジメント
- 監督機関,審査機関,試験開催場所の確認 等
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IAOBは国際自動車産業監督機関(International Automotive Oversight Bureau)と呼ばれ,以下の目的のために設立されました。
- IATFを代表して,IATF 16949登録スキームの監督活動を実施・管理する。
- 他のIATF監督機関と連携し,IATF 16949登録スキームのグローバルな一貫性を確保する。
- 他の自動車メーカーとのグローバルな調和を追求するために,IATFをサポートする。
- 登録スキーム マネジメントを支援するための,戦略的情報の中央IATFデータベースを開発・維持する。
IATFは、国際自動車産業特別委員会(International Automotive Task Force)と呼ばれる,自動車メーカーと自動車産業協会から成る組織です。
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IATFが設立された目的は以下の通りです
- 主にIATFに参加しているOEMのサプライヤー(生産材料,製品またはサービス部品,仕上げサービス(例:熱処理、塗装、めっき))に対して,国際的な基本的 品質システム要件に関するコンセンサスを開発すること。これらの要件は,自動車業界内の他の団体にも利用可能。
- 共通のIATF第三者登録スキームに関する方針と手順を開発し,世界中での一貫性を確保すること。
- IATF 16949要求事項とIATF登録スキームをサポートするための適切なトレーニングを提供すること。
- IATFの目的をサポートするために適切な機関と正式な連絡を確立すること。
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IATFのメンバーには,以下の自動車メーカーが含まれます
BMWグループ,フォードモーターカンパニー,吉利控股集団(ジーリー),ゼネラルモーターズ,イヴェコグループ,ボルボグループ,ジャガー・ランドローバー(JLR)リミテッド,メルセデス・ベンツグループAG,ルノーグループ,ステランティス(旧FCA),ステランティス(旧PSA),フォルクスワーゲンAG
また,以下の自動車産業協会が含まれます。 AIAG(アメリカ),ANFIA(イタリア),FIEV(フランス),SMMT(イギリス)およびVDA(ドイツ)。


AIAGは自動車産業のサプライチェーンに対する研修、試験、そしてソフトウェアベースのソリューションの提供について、プレクサスと20年以上にわたってパートナーシップを結んでいます。
IAQGは世界共通の標準化された審査員トレーニングの開発を目指しており,この目的の実現のためプレクサスがパートナーとして選ばれました。そして,IAQG及びプレクサスは審査員の資格認定プログラム全体を構築しました。対面式研修とオンラインでの学習を組み合わせることで、研修の効果を最大化し、グローバルな一貫性を向上しつつ、コストの削減がなされています。




